2021年にジャッカル(JACKALL)からタングステン(TG)、2022年に鉛のビンビンスイッチが発売され(釣り界隈で流行のタングステンは特に)絶大な人気となっています。
タングステンモデルの発売後1年以上経っているにも関わらず、上州屋・キャスティング・ブンブンなどの大手釣具屋は常に品切れ状態、入荷しても一瞬で売り切れてしまう状態が続いています(2022年12月時点)。
ビンビンスイッチには以下のような特長があると言われています。
ポイント
- 形状が縦長でスリムなため、潮を受けずに直進でフォールし着底がスムーズ、着底もわかりやすい
- ジグヘッド・ネクタイ・フックがまとまっているためヒットしやすい
- 特にフォール時にあたりが出やすい
様ざまな特長のあるビンビンスイッチは初心者からベテランまで、実に幅広いアングラーに愛用されています。
タングステンと鉛の使い分け
近年タングステンのルアー・ジグの人気があり、ジャッカルのビンビンスイッチも鉛モデルよりもタングステンモデルの人気が強いです。ただよく言われていることですが、釣りの状況によって必ずしもタングステン(小ささ)が有利なわけではないことに注意が必要です。
ビンビンスイッチの投入域にターゲット魚が多数いれば、形状が小さいタングステンが有利ですが、投入域にターゲット魚がいない場合は1回り大きめの鉛モデルでアピールしターゲット魚を寄せて来るという考え方も必要になります。
またこれは人にもよると思いますが、根が粗く根掛かりが頻発するような場所では筆者は安価な鉛を優先的にということも多いです。
それらの要因を踏まえ、私はタングステン2に対して、鉛1の割合でルアーやジグを揃えていっています。
ビンビンスイッチを使ったアクション
ビンビンスイッチはタイラバジャンルなので、フォールとタダ巻きを基本としつつ、巻き速度に考え方の違いが現れます。
ポイント
- 根魚狙いや甲殻類が餌になっている可能性が高い底付近では、ゆっくりとした一定でのスロー巻が基本
- 宙層にターゲット魚が浮いているときはベイトを捕食している可能性があるため、ベイトと同じスピードになるようやや早巻き
当たりが無いときは、ターゲット魚がいるのに食わない・ターゲット魚がいないという両方の可能性がありますが、いずれにしてもまずはアピールが必要ですので、早巻きでアピール+喰わせるスロー巻きを交互に取り入れることも有効です。
ビンビンスイッチの重さ
筆者は主に東京湾・駿河湾でビンビンスイッチを使っていますが、ビンビンスイッチのウエイトは30mで45-60g、50mで80g、80mで100gあたりでしょうか。もちろん潮が速い日は120gのヘッドや浅場でも80gなどを使うこともあります。
45gはなかなか底を取るのが難しい感じもあるため、浅場を攻めない限りは持っていなくても良いと思いますが、60-120gまでは幅広く持っておきたいところです。