釣りを始めたばかりの頃は朝~夕方の釣りがメインになると思います。しかし釣りの幅を広げたい、釣果を伸ばしたいと考えたときに夜釣りは非常に重要な選択肢となります。また夜釣りは人気の釣りスポットにおける釣座確保やアクセスという面からも、数多くのメリットありますので、この記事では夜釣りのメリットをまとめていきたいと思います。
夜釣りは釣果が出やすい
魚は警戒心が強く、光が海中に入ってくる昼間よりも夜のほうが捕食活動が活発だと言われています。夕方から夜にかけて釣れやすいのか、早朝にかけて釣れやすいのかは場所や魚種によってまちまちですが、少なくとも日中よりも釣果が上がりやすいことは間違いありません。
夜釣りで狙いやすいターゲット魚種
アジ、スズキ、クロダイ、アナゴ、メバル、カサゴ、カマス、タチウオ、イカなどが挙げられます。比較的常夜灯に集まってきやすいスズキやメバルといったターゲットに対して、暗いほうが釣れやすいクロダイ、アジなど魚種によっては特徴は微妙に異なります。
夜は時間を作りやすい(こともある)
通常のサラリーマンや学生にとって、昼間は仕事や授業があり十分な釣り時間が確保しにくいという現実があります。そんな中、夜釣りであれば就業後、放課後から準備をしても十分楽しむことが可能であり、忙しいサラリーマンや学生にとってメインとなりうる釣行パターンです。ただし徹夜で釣りに行く場合、釣行後はかなり眠くなることが想定され、車での釣行は危険も伴いますので、事前に2-3時間でも仮眠を取るなど上手く調整するのが望ましいです。
夜釣りは釣り場が空いている
近年釣り場の減少に伴い、朝夕の人気釣り場は混雑で竿を出すことが難しくなっています。夜釣りであれば、人気の釣り場であっても比較的空いていることが多いです。朝行くと混雑の釣り場も、夜釣り→朝と通して釣りに行くことで場所の確保がしやすいです。
夜中は釣り場までの道が空いている
車で釣りに行く場合、特に行きの道が混雑しないという点で夜釣りは非常に効果的です。自宅から海が遠い方でも、夜中の運転であれば高速道路を使わないでも釣りに行くことも可能なことが多く、費用面でも財布に優しい釣行が可能です。
以上の通り、夜釣りは釣果、費用、時間の確保、快適な釣り環境(空いている)という面で多くのメリットがある釣りです。夜ということで安全面などの懸念もありますが、近年の釣りブームにより釣り場に一人ぼっちになるということはほぼ無くなってきていますので、ある程度釣りに慣れてきたら夜釣りのデビューも考えてみると良いと思います。